こんにちは。北大ヨット部4年渉外、470クルーの渡邊裕大です。
さて、自粛期間というタイトルではありますが、私はもはや練習、外食以外はほとんど自粛しておらず朝から晩まで自分の時間がほとんどない多忙な、いや過酷な日々を送っております。
これを読んでいるみなさんはいかがお過ごしでしょうか。コメントにでも個人的にでも教えていただけたら喜びます。
土日も一日中バイトで休まらない生活の中で、前回のブログで報告した様々な趣味はすべて停滞していて、パズルに至っては完成しないまま額縁に入れてしまいました。
あれは広げておくと非常にスペースをとるのです。
今回のテーマは「自粛期間が明けたらやりたいこと」ですが、ドライブ旅行に行きたいです。
しかし、これについては他の人と被る部分が多くつまらないので、違うことを話せたらなと思います。
テーマは「私が思うヨット(470級)の魅力」にします。前回の私のブログは「書かされてる」「画像多いな(苦笑)」など散々な評価だったので、今回は私の個性的な(キモチワルイ)側面をオープンにして、完全自己満足の文章を書こうと思います。つきあっていただければ幸いでございます。
そもそも、なんでこんなテーマにしたのかと言いますと、僕は常に積極的選択(要はやりたいから辛くてもやる!ということです)をして生きていたい人間であり、積極的選択のためには常に自分がやっていることの良い部分、楽しい部分を探し続ける必要があって、実際ヨットに対してもそういった部分を見つけてきたからです。
積極的選択の良いところは、「やりたくてやってるからハンデを背負っても仕方ない」と割り切ることができることです。言い訳にならないんです。僕は勉強も頑張りたかったので、土日がないことが事前にわかっているから他の人より早くテスト勉強に手をつけていました。土日にヨットをやりたいなら、日夜に一夜漬けできなくても仕方ないですよね。
ヨットの方は頑張るだけで勝てるほど甘い世界ではないので胸を張れる結果は出せませんでしたが、学業は、小樽函館間を毎週往復していた3年前期のGPAが3.84でした。あのときは本当にうれしかったですね。
いきなり話題がそれていますので、そろそろ一つ目の魅力を挙げたいと思います!
最近になって思うヨットの魅力で一番大きいのは「生(せい)の実感」です。
現代人は毎日空調の効いた狭い室内か、排気ガスまみれの屋外で、ほとんど体を動かすことなく生活しています。
皆さんは自粛期間中に家の中でずっと過ごしていたとき疲労を感じたかと思いますが、それは狭くて空気が入れ替わりづらい空間に押し込まれていたからだと私は思います。
一方、運動したときに心地よく体が疲労する瞬間というのも多くの方に覚えがあるのではないかと思います。
ヨットは広大な洋上で風を受けて、全身を動かすスポーツです。開放感しかない洋上で、体を動かしてまっとうに疲れるとき、僕は「自分は今生きている」と感じます。
これが自粛期間で疲れてしまった私が思うヨットの魅力です。
また、僕が新2年生の4月の寒いヨットで、洋上にいるだけで辛く、俺はなぜこんな目にあわなきゃいけないんだという疑問すらわいてくるときがありました。
しかし、シャワーを浴びれば意外とどうということはなく、僕は元気に生きていました。このような経験をしてから、人間は意外と丈夫なんだなと思い、それから以前より肉体的な苦痛に耐えられようになりました。
このように、現代的生活では知り得ぬ人間の強さを知ることができるのも良いところだと思います。
最初はヨットというより、洋上で活動することのよさをあげたので、次はヨットの魅力を挙げていこうと思います。
やっぱりまずはかっこいい!!ということですよね。
風だけで進むというのはロマンがあるし、白い船体、新艇のハルのなめらかな流線型、カラフルでごちゃごちゃしたシート類。
シートはヨットを学ぶにつれてその意味がちゃんとわかるのも含めて好きですね。
最初は絡まってるようにしか見えないが、ちゃんと意味がある。
ちなみに、僕が一番好きな艤装はスピンポールです。
同じ470クルーの野田は「艤装の中で唯一船にくっ付いていない」ため一番嫌いだそうです。
私はホイストの瞬間が好きなので、そのタイミングで輝くスピンポールはお気に入りです。陸で持つとなんとなく武器っぽいのも好きです。
470級の魅力としてスピネーカーは外せないですね。
クルーのランニングでうまくBS稼いでるときは本当にアツいです。春のレースでも汗かいてるのがわかるくらい熱中します。
ヨット競技については、そのゲーム性が単純に面白いです。
みんなが好きな部分はあえて置いといて個人的に好きな点をあげるなら、「スピード勝負だけどタイムは競わない」ところです。レースを2回もやったらタイムを計ることが何の意味もないことはすぐにわかりますが、「戦っている」という感じがするのが気に入っています。
ヨットは所謂マイナースポーツなので、経験者同士が強くつながれる点は魅力だと思います。
僕が社会に出て、セーラーに会えたら絶対に握手を求めると思いますし、自粛期間中は多くのセーラーの方々に助けていただきました。
この場を借りて感謝申し上げます。セーラーの支援は基本的に出世払いだと考えているので、後輩に優しくしようと思います。
まだまだ挙げきれてない上、ヨットの魅力書いてる内にヨット部の魅力も書きたくなったのですが、キリがないので割愛します。何が言いたいかというと、
自粛期間明けたらヨット乗りたい!!!!!!!!!!!!!
ということです(笑)
なんだかまとまりのない文章になってしまいましたが、私からは以上です。次回は川端が更新します。それでは失礼します。
写真解説:一昨年の5月、七大戦ポロシャツのバックプリントに採用された私のイラストです。このときは水産卒部するタイミングで辞める気満々でした。水産卒部していたらヨットの魅力の多くに気づけないまま終わっていたことでしょう。
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