こんにちは。お世話になっています4年目OB連絡の野田です。今回は、「食事と生活」というテーマでブログを担当します。
同期のブログを読んでいますと、美味しそうな家庭的料理がたくさん並んでいてお腹が空いてきます。この自粛期間が料理にもってこいとわかっていても、私はどうにもものぐさで料理創作意欲に欠けます。そのなかで我ながら頑張った料理が、「ハニー照り焼きチキン」です。味付けは至ってシンプル、生姜、ニンニク、醤油、そして、決めてのはちみつです。はちみつは、ほのかな甘みに加え、とろみをだします。また、光沢感も生まれ、視覚的にも食欲にうったえます。確かに力作「ハニー照り焼きチキン」は美味しいのですが、何かが足りません。この「何か」が、きっと私の料理創作意欲欠如の原因だと思いました。さあその「何か」とは何なのか?それは意外な事実でした。作るのも食べるのも自分一人ということです。考えてみれば、食事というのは、何を食べるかということ以上に誰に作るのか、誰と食べるのか、という外的要因のほうが大切な気がします。下級生のころのエッセン作り、OBOGの皆さんや部員で囲む食卓が、いまはとても懐かしく感じます。事態がおさまり、また皆さまと食卓を囲める日が待ち遠しいです。
さて、メインテーマは食事ですが、日常生活についても少しお話したいと思います。私は、家に大量の積読本を抱えており、いくら頑張っても消費できません(読めば次を買うから当たり前なのですが)。この機会にこの積読本をやっつけてしまおうと意気込むのですが、一日中好きに本を読んでいていいといわれてもだらけて意外と読書は進みません。そこで最近、些細な読書のルールを作りました。それは、「朝起きたら『論語』を三節分音読、寝る前はダンテの『神曲』を一歌だけ詠む」です。朝の声使いで寝起きの調子がよくわかりますし、『神曲』では全三巻で地獄、煉獄、天国を遍歴していくのですが、毎晩毎晩ちょっとずつ旅をするようなわくわく感があります。たったこれだけですが、必ず守るようにしています。以前は、読書と関係なしに「トイレに行く前に必ず腕立て伏せを10回する」などというルールを作ったこともあります。試行錯誤して程よい些細なルールができると、毎日が少し変わります。ただ淡々と流れる日常に潜む謎のルール、守っても守らなくとも誰も何ともならない末端事項ですが、案外、日常を支えるものはこういうものかもしれません。もし、マンネリ化した日常に飽きてしまった方がいましたら、この「些細なルール」をおすすめいたします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次は濱西にバトンタッチします!
次回更新は5月29日です。
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