2020年6月24日水曜日

ヤング・ストーリーは突然に

こんにちは。OB連絡の川端美有です。
最近はレポートに追われているので、様々な知識が入っては出てを繰り返しています。
論文というものはなぜあのようにわかりにくい表現ばかり使うのでしょうか。
同じ箇所を少なくとも2回は読まないと理解できないので、時間ばかり食ってしまって仕方ありません。
貴重な財産なのに...!
考古学の化学記号に翻弄される自分がかわいそうになります。
しかし本当にかわいそうなのは、物理を学んできていない生徒に物理の現象を説明しなければいけない教授ですね。
毎回授業の冒頭では、よくわからなかったですという質問に答えなければいけないのですから。

そんな追われ身の私の避難所は、早朝の散歩です。
街灯が意地を見せる午前3時半、だんだん白んでくる朝日は私だけのものになります。
驚くことに、徹夜明けの体に充実感を勘違いさせ、ヤツを許してやってもいいかなと思えたりするのです。


さて、自粛が明けたなら、博物館に行きたいです。
今は条件付きで開いているところもあるそうですが、これは不意を打って落ちてきた私の記憶です。

コロナ騒動の前に帰省したとき、地元の博物館がなくなっていました。
小学校の夏休み、隣の図書館に本を借りるついでによく行っていた博物館でした。
特に展示物に興味があったわけではありませんが、係の人が一人いるだけの、薄暗く涼しい館内はとても心地よかったのです。
今思えば閑散としていて潰れてしまうのもわかりますが、少しさみしいですね。
あれはもしかすると、友達の少ない私の青春だったのではないかと、馬鹿な思考を飛ばしています。

そういうわけで、思い出してしまったからには博物館に行きたくなってしまいました。
美術館でも何でもいいのです。求めるのは展示物ではありません。
会場を出たときにようやく息がつけるような、あの独特の空気感が魅力なのです。


とはいっても、私は自粛期間の生活が性に合っているので、どうかこのままと願わずにはいられません。
私個人に限っていえば、何一つ不自由はしていないのです。
無論ヨットに乗れないのは残念ですが、この生活はとても手放せない。
なんとまあ消極的だと、思ってしまうのも理解できます。
私もそう思いますから。


兎にも角にも、レポートがメンチを切っているので、駄文ですがお暇いたします。
寝不足の頭に免じて笑ってくれたら私も笑いましょう。

次は濱西君にバトンタッチです。


写真:メンチを切っているレポート


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